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値動きは安定、高配当な信金中金の優先出資

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株式投資で配当金をもらうのも家計を潤す手段の一つ。高配当狙いでお薦めなのは、信金中央金庫の優先出資証券だ。

これは株式と同じ有価証券で、東証に上場され、リアルタイムで売買されている。一銘柄しかないので知名度が低いが、要するに信金中央金庫が発行する株式のようなもの。優先出資証券は優先株と同様、議決権がない代わりに配当や残余財産の分配で通常の出資証券より優先される。

この信金中央金庫の優先出資証券(8421)の価格の動きは、TOPIXなどの株価指数に比べ安定的なのが特徴だ。2013年末から14年2月初頭にかけて日経平均株価は14%下落した中、こちらは1.5%程度上昇しており底堅い。出資者の約97%が個人投資家だということも背景にある。

毎年、配当権利取り目的で3月末に向けて値上がりする傾向にある。昨年末は17万円台だったが、1月初めには急騰して19万円まで跳ね上がった。しかし、配当利回りは3月7日時点で約3.4%。東証1部銘柄の平均配当利回り1.63%の約2倍だ。なお株主優待と同様、9月末時点の出資者は優待がもらえる。

3月末の権利確定日経過後は一旦価格が下がる傾向にあるため、購入時は4月以降の安値を狙うのも手。NISAにも基本的に対応しており、長期保有するのに向いている。

・信金中央金庫(優先出資証券・8421)

1.いくらで買える? : 19万2100円

2.配当利回り : 3.38%

3.優待 : 1口以上から、保有口数に応じ優先出資者限定品。3口なら3000円相当のグルメカタログ掲載品

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